2007年9月14日金曜日

議員内閣制の欠陥

 世襲三世の内閣総理大臣が突然辞めました。ご存じのように、日本は議院内閣制で議員数の多い政党代表から多数決により内閣総理大臣が国会で選ばれます。
立法府の議員が内閣つまり行政府長を兼任するわけです。多数政党が二院を制するわけです。
 三権分立といいますが、残るは司法でこれは、「結果」を判断する機関で実質一院制ということになります。これは絶大な権力で、一度に名誉と金銭がころがりこむわけです。
 ある人はこのような制度を、国民が代議員を選びますから間接的に内閣総理大臣を選んだと同じで極めて民主的な制度といいます。
 そうでしょうか。個人の意思決定が情報化の発展により簡単に行える現在、議員内閣制という間接民主主義は陳腐な制度ともいえます。

 モンテスキューが今の日本を見ていればその著書「法の精神」 BookⅥ 13 Insufficiency of the Laws of Japan http://www.constitution.org/cm/sol_06.htm  に次のように書き加えることでしょう。日本の議員内閣制の欠陥と。

 私たちの国会議員の選出方法も考えさせられます。私たちの国会議員選出方法は、丸山真男の言い方をかりますと、「世襲・松下塾・官僚・宗教団体・利益団体等」の「である人たち」から深く考えずに投票すればいいわけです。例えば世襲という印籠をみせられて選ぶのですからこんな楽な方法はありません。さらに、面倒だったら選挙にいかないという私たちの行動も問題を深くしています。

 この後進国的な議員内閣制度は、憲法を改正しないと実現しません。
それが、大統領制の導入なのです。
さらには電子化による国民の意思表示による直接民主制なのです。2007.9.14